Profile - 渡辺歌子オフィシャルサイト / Utako Watanabe Official Website

プロフィール

渡辺歌子 Utako Watanabe

東京生まれ。1968年、シャンソンコンクールに入賞、銀巴里オーディションにも合格し、プロ歌手としてデビュー。ニューヨーク在住を機に73年より78年まで活動を中断するも、シャンソンへの情熱を捨て難く、帰国後3年を経て歌手活動を再開。制作会社オーマガトキをバックボーンにコンサート、ディナーショーへの出演やアルバムの発売など、多彩な活動を展開し、TV、新聞、ラジオ等多数のメディアに出演している。

89年、ロシアの世界的詩人でシンガー・ソングライターのブラート・オクジャワと出会い、同年、ヤクルトホールにおいてジョイントコンサートを開催。以後、その作品をレパートリーに取り入れるなど、同氏に私淑した活動を続けている。91年には、自ら主催者となり「オクジャワチャリティコンサート」を開催、2001年には、モスクワで開催されたオクジャワのインターナショナルフェスティバルに、ただ一人の日本人アーティストとして招かれている。また、ポーランドの国民的歌手エバディ・マルチックとの交流をはじめ、鮮度の高い活動のグローバルな展開により、新しいシャンソン復興の一番手として期待されている。

おもなソロ・リサイタルはこれまでに、東京FMホール、草月ホール、パルコ劇場、サントリーホール、新国立劇場などで開催している。アルバムはこれまでに『遠い道』『小雨降る径』『さらば光・風・バラよ』『グルジアの歌』を発売。

2003年、自身のスタジオであるスタジオブラートを開設。発声のための呼吸法(アーテム・トーヌス・トン)を学び、2007年にはドイツの身体・精神療法士マリア・ヘラー女史からライセンスを取得。ロシアの演技論法であるスタニスラフスキーシステムを歌に取り入れる等、常に高い表現力を追求している。

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